現在住んでいる、たいへん小さな町に来た直後くらいのことである。
飲み会があって、2次会の席でだったか、その飲み会の参加者ではないオヤジ客(一面識もない)がワタクシの正面の席に座り、
「なんだお前、男か女かわからんな。もっと女らしくしろ!」
と、説教モードに入った。おもしれーオヤジが来たなぁ、と思ったので相手をした。
ワタクシ「え? 女らしいですよ。バストが。ほらFカップ。」
オヤジ「そーじゃなくて、美人じゃないんだから、せめて優しく!」
ワタクシ「え〜っ!? 美人じゃないんですか?!」
オヤジとワタクシのやりとりを聞いていた周囲の同僚が笑い死にしそうになっていた。
しばらくして、やや酔いが醒めたらしいオヤジがワタクシになにやらもにょもにょ侘びらしきことを言い、なぜか握手を求めて去っていった。
小さい町に住むってこういうことなんだなぁ、としみじみ感慨深い体験ではあった。
そういえば、この町の生徒に「おばあちゃんが先生の髪型(なまら短い)批判してたよ。」言われたことがある。これも、サッポロやアサヒカワでは無かったことである。