俺は女だ!・6
高校時代
1.噂の匠くん
高校生のころのことである。
同じ某創作系部活に入っている友達が、夕食の団欒にワタクシの話をする機会があったそうだ。彼女のお母さんやお兄さんはワタクシを知っていた(というか大変お世話になっておりました……)ので、3人が会話してお父さんが聞いている感じだったと思う。
しばらく黙って聞いていたお父さんが、彼女に質問したそうだ。
「そのタクミくんというのは、どんな男の子なんだね?」
その場は大爆笑になったらしい。
2.お父さんは心配性
同じく高校生のころのこと。
図書局・図書委員会の全市大会みたいなものがあって、局員皆で参加しに行った。
帰りがけっこう遅くなったので、会場から帰る方向が同じになる友達のお父さんの車に便乗させてもらった。
乗るときに「お願いします。」と言ったが返事無し。
車内では友達と話しながら帰ったが、お父さんは無言。
降りるときに「ありがとうございました。」と言っても返事無し。
あとで友達から聞いた話だが、ワタクシが車から降りた直後、彼女はお父さんに怒鳴られたそうだ。
「いまの男はなんだ〜〜っ!!」
やっぱりその場は大爆笑になったらしい。
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